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認定補聴器技能者インタビュー

Interview Vol.27
日本補聴器技能者協会・正会員インタビュー  牧野 真明さん
認定補聴器技能者 牧野 真明さん(2005年取得)

今年度4人目となる技能者インタビュー、今回は補聴器に携わって25年と大ベテランである牧野さんにお話をお伺いしました!牧野さんは現在当協会の理事を務めています。認定補聴器技能者を目指した理由や補聴器販売に対する想いを早速聞いてみましょう!

認定補聴器技能者

牧野 真明さん(2005年取得)

初心を忘れずお客様に寄り添って

補聴器業界に入り約5年が経った頃に初めて公益財団法人テクノエイド協会主催の講習会を受講いたしました。その当時からご高名な先生方が講義をされており、直接お話を伺えたことや、私の質問にも大変分かりやすく答えていただき嬉しかったことなどを思い出します。また当時ご指導くださいました先生方も認定補聴器技能者の資格を望まれておりましたので一日も早く取得したいと思っていました。

今思うと大変に恥ずかしい話ではございますが、認定補聴器技能者の資格を取得した当初は、一人前になったような気がして嬉しく誇らしかったこともあり、接客がお客様の言うことを聞かずに独りよがりになっていたことがありました。前社長から厳しく諭すように「聴覚はまだまだ分からない事が多くある。また補聴器もまだまだ未完成品である。認定補聴器技能者になったからといってもなにも分かっていないんだ。偉くもなんともないぞ。一番大切なのはお客様に寄り添うことだ。改めて初心に帰り仕事をしなさい。」と言われたことがございます。資格を取得して15年以上経過致しましたが、今もその言葉を大切にして仕事をしています。

上手くいかなかったお客様から補聴器の限界を知る

正直に申し上げますと上手くいったお客様よりも上手くいかなかったお客様の印象が強く残っています。特に印象に残っており今でも反省をしていますのは3年程調整を担当したお客様です。最初の頃は補聴器だけで会話が出来ておりましたが聴力が少しずつ悪くなっていき(4級から3級へ)使用していた補聴器が適合しなくなりました。補聴器を変更しても上手くいかず、最後には筆談しなくては会話ができなくなってしまいました。それでも諦めずに調整を重ねておりましたが、その後、別のご病院で人工内耳にされたようでした。偶然別の場所でお会いした際、健聴者と変わらない様子にとても驚いたと同時に、補聴器にとらわれすぎて結局お客様にご迷惑をお掛けしたと深く反省致しました。現在は人工内耳の適応が変わり、また性能も格段に良くなっています。お客様のより良い聞こえを考えるのであれば補聴器だけにこだわるのではなく、人工内耳に代表される人工聴覚器という選択肢もあることを知っておかなければならないことを痛感致しました。

終着点ではなく出発点

皆様も同じだと思いますが、私はお客様が聞こえる様になり喜んでいただくことが一番うれしいです。認定補聴器技能者資格は終着点ではなく出発点であり、今後ますます重要度が増してくると思います。補聴器は日進月歩で進化していますので取得後も自ら勉強し技術を磨いていかなければなりません。それがお客様の為、また自分自身の為でもあります。

お客様に寄り添う接客

お客様に寄り添うことを第一に考えて接客をする。その為にはまずお客様に受け入れていただかなければなりませんので、基本的なことですが清潔な身なりを心掛けています。補聴器相談の際は補聴器装用のご指導や耳型を取る仕事がございますので、手・指・爪には特に気を付けていますし、補聴器は高額な商品になりますのでくたびれた服は着用しない様にしています。また、補聴器の補聴効果は測定をしなければ何も分かりません。お客様のご負担にならないよう配慮しながら効果測定を実施し、結果に基づき今後の目標などについてお話しています。

認定補聴器技能者を目指す方へのメッセージ

認定補聴器技能者は多くの諸先輩方のご努力によって1994年に第一期生が誕生しました。2016年には一般社団法人日本聴覚医学会・福祉医療委員会報告で「外耳道・鼓膜が正常な者の耳型採取は医療類似行為であり、病院・診療所以外の補聴器販売店では認定補聴器技能者が行うことが妥当である」という見解が発表され、2018年には障害者総合支援法に基づく補装具費支給に係る告示によりデジタル式補聴器で調整が必要な場合に国家資格である言語聴覚士と並び2,000円の加算が認められ、さらには「補聴器適合に関する診療情報提供書」の宛先にも明記される様になってきました。このように最近では社会的認知度・重要度が増えてきています。認定補聴器技能者の人数も4,000人を超えており、この業界では必須の資格になってきていると思います。取得すればお客様、医療関係者にも信頼され喜ばれる資格になりますので、この業界で働くことを決められましたら一日でも早く取得することを目指してかんばって下さい。認定補聴器技能者の数も増えれば認定補聴器技能者の悲願である公的資格になる可能性も増えてくると思います。

おわりに

協会では今年度からHHP研修会をオンラインで実施し、場所を選ばず多くの方にご参加いただくことができるようになりました。コロナ禍においてもスキルアップの機会を皆様にご提供できるよう準備して参りますので、“Everyone Skillup!”を合言葉にこれからも研鑽を積んでいきましょう。

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