認定補聴器技能者インタビュー

Interview Vol.02
認定補聴器技能者協会・正会員インタビュー 木村 進さん
認定補聴器技能者 木村 進さん(2003年取得)
「認定補聴器技能者」は、一般にはあまり聞き慣れない資格ですが、補聴器をお買い求めになる際には、大変重要な役割を果たします。
今回は、実際に補聴器専門店のスタッフとして14年、第一線で活躍されている木村さんにお話を伺いました。

認定補聴器技能者

木村 進さん(2003年取得)

お客様にご提案する引き出しをたくさん持ちたかった

補聴器の販売を始めてみて、お客様の訴えに対して答えが1つだけではない補聴器フィッティングは、膨大な知識と経験が必要と感じました。お客様の相談に対し多くの引き出しを持つことでより良いご提案ができるのではないか・・・。その思いから認定補聴器技能者の資格取得を目指しました。講習会では、普段学ぶことの出来ない音響学から医学的なこと等、多義にわたる内容を学べたことが一番印象に残っています。

ていねいに聴力測定を行う木村さん。

ていねいに聴力測定を行う木村さん。

資格取得でフィッティングに対する不安が解消!
資格を取る前は自分に自信が無く、お客様の相談を自問自答し常に不安を抱いていました。資格取得後は仕事をする上での多くの知識を身につけたことで気持ち的にゆとりが生まれ、フィッティングにとても楽しみを感じています。現在のフィッティングはオージオグラムさえ入力すれば初期フィッティングから最終設定まで全て計算してくれます。しかし、それはあくまでベターな調整であって、個々のお客様にベストではありません。そこからが認定補聴器技能者の腕の見せ所だと思っています。
名前を呼ばれて感動した日のこと

この仕事を始めて以来、私はお店の一スタッフだったわけですが、ある時いらっしゃったお客様が、私を指名してくださったことがありました。ご自身の補聴器をお求めになるのに、決して安い買い物ではありません。その担当者として、初めて自分を名前で呼んで下さった。感激しましたよ。その方にとって私が一番の相談相手なんです。ずっと親身に接客させていただき、それを良く思っていただけけるお客様がいらっしゃることに誇りを感じました。

お客様との話も弾みます。

お客様との話も弾みます。

資格取得は不安もありますが、頑張りましょう!
知識や信頼感も含め、補聴器販売の仕事をしている限り「認定補聴器技能者」の資格は必要不可欠なものと感じています。この仕事のやりがいは、やはりお客様の“ありがとう”に尽きます。すこしでもお客様のQOL向上のお役に立つことができれば、これほどうれしいことはありません。
これから認定補聴器技能者をめざす方も多いことと思います。この資格取得は決して簡単ではありませんが、 多くの知識を持つことで自信や信頼感を得ることができます。私も最初は資格取得できるのだろうかと不安を抱いていましたが、その資格取得以上に価値ある知識を身につけたと感じています。あなたもきっと大丈夫です。頑張ってください。

おわりに

「認定補聴器技能者」の役割、大切さを実感していただけましたでしょうか。幅広い知識や秀でた技能だけでなく、認定補聴器技能者になるための「5年間」の頑張りを支えた思いや理念はきっと、みなさまの補聴器ライフに大きな安心感をもたらすことでしょう。

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