

認定補聴器技能者
吉岡典保さん(2009年取得)
私が接客の中で一番心がけていることは、とにかくお客様の話を良く聞くことです。どんなに知識や調整の技術があっても、的外れな事をしたのでは何にもなりませんから。お客様のより良い聞こえのためには、まず自分自身が良く聞くことから始まると思います。
補聴器の販売に携わるようになって感じたことは、経験を積めば積むほど奥が深く、難しいという事でした。その中で、いかに自分を高めそしてお客様に満足していただけるかと考えた時に、この認定補聴器技能者の資格は必要だと思い、取得を目指したんです。
資格取得までの5年間の中で、特に5日間の基礎講習会と技能者講習会は大変でした。毎日みっちりとカリキュラムが組まれており、新しい事をどんどん覚えていかなくてはなりませんでしたから。
真剣な表情でお客様のデータを分析
お客様で、もともと明瞭度がかなり低く、補聴器の調整を繰り返してもなかなかコミュニケーションの難しい方がいらっしゃいました。何度もご来店いただき、期待に応えられないことを申し訳なく感じていました。ところがそのお客様は、私に補聴器を見てもらうとそれだけで安心するという理由で、何度も足を運んでいたのだそうです。聞こえの改善が出来れば一番ですが、そうではない部分でもお客様の役に立つこともあるのだと気づきました。今でもそのお客様には定期的にご来店いただいています。
いつもにこやかに接客する吉岡さん
おわりに
「認定補聴器技能者」の役割、大切さを実感していただけましたでしょうか。幅広い知識や秀でた技能だけでなく、認定補聴器技能者になるための「5年間」の頑張りを支えた思いや理念はきっと、みなさまの補聴器ライフに大きな安心感をもたらすことでしょう。