元々、メーカーで補聴器製造の仕事をしておりましたが、実際に店舗で補聴器を販売する機会があり、直接お客様の言葉を聞くことができて、お客様を身近に感じられる販売の仕事も良いと考え、今の職場を希望しました。補聴器の機械的なことはある程度は知っているつもりでしたが、お客様一人一人へ補聴器を販売し、お話を伺いながらフィッティングをすることはこれまでの知識とは違う部分もあり、更に知識を深めると共に認定補聴器技能者資格取得の必要性を感じました。
養成課程Ⅱ期の講義は丸1週間5日かけて受講するのがきついなと思いましたが、音響学から医学的な内容まで多岐にわたる講義はどれも興味深く受講出来ました。特に印象に残っているのは医大の先生から受けた聴覚のメカニズムで、有毛細胞のことや神経を辿って脳で音としてどの様に認識しているのか、耳の病気のことなど大学で教えるような内容がとても興味深かったです。