今回のインタビューは東京都の販売店に勤務する横溝さんにご協力いただきました! 横溝さんは2013年に認定補聴器技能者の資格を取得し、補聴器販売歴20年のベテラン技能者です。 補聴器販売に携わる想いや、日頃から大切にしていることについて、さっそく伺ってみましょう!!
認定補聴器技能者を目指したきっかけ 私には補聴器を装用している知人もおらず、補聴器は「難聴の方の聞こえにくさを補う道具」くらいの認識しかありませんでした。しかし、夫が音響関係の仕事に携わっていたことから日常的に映像での音作りの話は耳にしており、劇中の音の世界と補聴器の音の世界には共通点があることに気がつきました。どちらもマイクを通した音を調整して届けるものであると感じ、そこから補聴器の仕事に興味を持つようになりました。 知識もほとんどない状態で、耳型採取の存在すら知らず、自分にできるのか不安もありました。それでも、補聴器が人の生活を支える大きな役割を持つことを知り、それに携わりたいという想いから先輩方の仕事を全て吸収する意識で学びを重ね、認定補聴器技能者を目指しました。認定補聴器技能者は補聴器を販売するにあたって必須の資格でしたので、養成講座を受講するのも自然な流れだったと思います。
資格取得に向けて 認定補聴器技能者を目指して学んでいくなかで生じた疑問や理解が難しい部分に関しては、先輩からご指導いただいたり、自分でも調べたりしながら理解を深めていきました。その過程で、技能者に求められる知識は想像以上に幅広く奥深いと感じました。お客様の補聴器に対する満足度を高めるために自身の知識や調整技術を向上させ、一つでも多くの情報を得ようと常に学ぶ姿勢を大事にしていました。 養成講座のなかで特に印象に残っているのは、東京5日間の集合講習です。認定補聴器技能者は高名な先生の講義を直接受けられることから、改めて社会に求められているのだと感じました。また、同じ目標を持つ仲間が全国に数多くいることを知って、かけがえのない時間を過ごすことができたのも強く思い出に残っています。補聴器に携わる人にしか分からない経験談に共感し、互いの苦労を労い合う時間は何にも代えがたいものになりました。今でも、全国で頑張っている仲間の姿を思い出すと励まされ、気持ちを新たにして日々の業務に臨むことができています。 補聴器がもたらす可能性を目の当たりにした瞬間 私が最初に深く心を動かされたのは、入社して最初の研修先での出来事です。両耳外耳道閉鎖の赤ちゃんとお母さまが骨導補聴器の相談に来られ、先輩の認定補聴器技能者がその場で補聴器を調整し、そっと装用されました。そして、言語聴覚士の先生が手を叩いた瞬間、赤ちゃんは音を感じてびっくりした表情を見せ、お母さまは嬉しそうに微笑まれました。 補聴器を使うことで赤ちゃんがお母さまの優しい語りかけを聴き、言葉を覚え、補聴器を使ってコミュニケーションを取ることができる光景に感動し、補聴器がもたらす可能性の大きさを強く胸に刻みました。 お客様にとって「聞こえの伴走者」でありたい 私の業務に対する基本姿勢は、社訓である「すべての行動を通して人へ 地域へ 社会へ貢献する」に強く根ざしています。人生の先輩からお子様まで、それぞれの生活ステージに寄り添い、先々に起こりうることを見据えてサポートする「聞こえの伴走者」でありたいと考えています。 先輩から引き継いだ補聴器外来での出来事です。女子高生の患者様はこれまで骨導耳かけ型補聴器を装用する際、髪の毛を結んで外出時には帽子をかぶることが習慣でした。しかし、軟骨伝導補聴器に変更してからは装用方法が変わり、彼女は髪をほどいて美しい髪をふわりと下ろしていました。新しい補聴器で彼女は自分らしいヘアスタイルとファッションを楽しむことができるようになったのです。お母さまと一緒に心から嬉しく心揺さぶられる経験となりました。 この経験を通じて、補聴器は単なる聞こえの改善にとどまらず、その方の生活の自由や自己表現、そして人とのつながりを取り戻すための大切な存在であることを改めて確信し、この仕事に出会えて良かったと強く感じました。 これから認定補聴器技能者を目指す人へ 近年難聴と認知症の関連性についてテレビや雑誌などで大きく取り上げられるようになり、「難聴は認知症のリスクとなる」という認識が広がってきました。その影響もあって補聴器の早期装用に関心を持つお客様が増え、社会全体の意識が確実に変化しつつあるのを感じています。 私は認定補聴器技能者の資格を取得したことで、ようやく補聴器をご提案できるスタートラインに立てたと感じました。お客様のお話を丁寧に伺い、補聴効果の結果から客観的な評価も踏まえて最善の提案ができるよう心を尽くすなかで、「技能者」としての肩書きは責任が伴うことを実感させ、新たな課題解決へ向けたスキルアップを目指す意欲を強めてくれました。 基礎的な知識だけでなく新しく見いだされたフィッティング方法を試みること、聴覚リハビリテーションや新しく開発された補聴器の新技術を導入すること、さらには法律や行政サービスの改訂を確認し、最新の情報を提供できるよう常にアンテナを張り巡らすことなど、お客様に補聴器を長く快適に使い続けていただくために何ができるかを常に考えることが大切だと感じています。自分一人ではなく共に働く仲間と意識を共有し、どのスタッフでもお客様に愛のある対応ができる環境づくりが重要です。担当者が不在でも、お客様が安心して相談できる体制こそ、信頼の礎を築くことができるのだと思います。 お客様の聞こえ改善のためにどうすれば最善かを悩むことは学びへつながり、努力は必ず誰かの生活を支える力になります。補聴器業界は技術の進歩や医療の発展に伴ってますます重要性が高まり、認定補聴器技能者が果たせる役割も大きいものとなってきています。資格取得を目指す皆さんには、知識や技術の習得にとどまらず、「聞こえを守る使命」を胸に、お客様一人ひとりに寄り添い、聞こえの改善だけでなく、生活の質そのものを高めるお手伝いを一緒にしていただければ幸いです。 おわりにいかがでしたでしょうか。横溝さんのインタビューにもありましたように、認定補聴器技能者の資格取得後も自身のスキルアップしていくことが大切です。 技能者協会では認定補聴器技能者になった後も継続して学べるよう、HHP研修会をオンラインでも開催しております。
補聴器がもたらす可能性を目の当たりにした瞬間 私が最初に深く心を動かされたのは、入社して最初の研修先での出来事です。両耳外耳道閉鎖の赤ちゃんとお母さまが骨導補聴器の相談に来られ、先輩の認定補聴器技能者がその場で補聴器を調整し、そっと装用されました。そして、言語聴覚士の先生が手を叩いた瞬間、赤ちゃんは音を感じてびっくりした表情を見せ、お母さまは嬉しそうに微笑まれました。 補聴器を使うことで赤ちゃんがお母さまの優しい語りかけを聴き、言葉を覚え、補聴器を使ってコミュニケーションを取ることができる光景に感動し、補聴器がもたらす可能性の大きさを強く胸に刻みました。
お客様にとって「聞こえの伴走者」でありたい 私の業務に対する基本姿勢は、社訓である「すべての行動を通して人へ 地域へ 社会へ貢献する」に強く根ざしています。人生の先輩からお子様まで、それぞれの生活ステージに寄り添い、先々に起こりうることを見据えてサポートする「聞こえの伴走者」でありたいと考えています。 先輩から引き継いだ補聴器外来での出来事です。女子高生の患者様はこれまで骨導耳かけ型補聴器を装用する際、髪の毛を結んで外出時には帽子をかぶることが習慣でした。しかし、軟骨伝導補聴器に変更してからは装用方法が変わり、彼女は髪をほどいて美しい髪をふわりと下ろしていました。新しい補聴器で彼女は自分らしいヘアスタイルとファッションを楽しむことができるようになったのです。お母さまと一緒に心から嬉しく心揺さぶられる経験となりました。 この経験を通じて、補聴器は単なる聞こえの改善にとどまらず、その方の生活の自由や自己表現、そして人とのつながりを取り戻すための大切な存在であることを改めて確信し、この仕事に出会えて良かったと強く感じました。 これから認定補聴器技能者を目指す人へ 近年難聴と認知症の関連性についてテレビや雑誌などで大きく取り上げられるようになり、「難聴は認知症のリスクとなる」という認識が広がってきました。その影響もあって補聴器の早期装用に関心を持つお客様が増え、社会全体の意識が確実に変化しつつあるのを感じています。 私は認定補聴器技能者の資格を取得したことで、ようやく補聴器をご提案できるスタートラインに立てたと感じました。お客様のお話を丁寧に伺い、補聴効果の結果から客観的な評価も踏まえて最善の提案ができるよう心を尽くすなかで、「技能者」としての肩書きは責任が伴うことを実感させ、新たな課題解決へ向けたスキルアップを目指す意欲を強めてくれました。 基礎的な知識だけでなく新しく見いだされたフィッティング方法を試みること、聴覚リハビリテーションや新しく開発された補聴器の新技術を導入すること、さらには法律や行政サービスの改訂を確認し、最新の情報を提供できるよう常にアンテナを張り巡らすことなど、お客様に補聴器を長く快適に使い続けていただくために何ができるかを常に考えることが大切だと感じています。自分一人ではなく共に働く仲間と意識を共有し、どのスタッフでもお客様に愛のある対応ができる環境づくりが重要です。担当者が不在でも、お客様が安心して相談できる体制こそ、信頼の礎を築くことができるのだと思います。 お客様の聞こえ改善のためにどうすれば最善かを悩むことは学びへつながり、努力は必ず誰かの生活を支える力になります。補聴器業界は技術の進歩や医療の発展に伴ってますます重要性が高まり、認定補聴器技能者が果たせる役割も大きいものとなってきています。資格取得を目指す皆さんには、知識や技術の習得にとどまらず、「聞こえを守る使命」を胸に、お客様一人ひとりに寄り添い、聞こえの改善だけでなく、生活の質そのものを高めるお手伝いを一緒にしていただければ幸いです。 おわりにいかがでしたでしょうか。横溝さんのインタビューにもありましたように、認定補聴器技能者の資格取得後も自身のスキルアップしていくことが大切です。 技能者協会では認定補聴器技能者になった後も継続して学べるよう、HHP研修会をオンラインでも開催しております。
これから認定補聴器技能者を目指す人へ 近年難聴と認知症の関連性についてテレビや雑誌などで大きく取り上げられるようになり、「難聴は認知症のリスクとなる」という認識が広がってきました。その影響もあって補聴器の早期装用に関心を持つお客様が増え、社会全体の意識が確実に変化しつつあるのを感じています。 私は認定補聴器技能者の資格を取得したことで、ようやく補聴器をご提案できるスタートラインに立てたと感じました。お客様のお話を丁寧に伺い、補聴効果の結果から客観的な評価も踏まえて最善の提案ができるよう心を尽くすなかで、「技能者」としての肩書きは責任が伴うことを実感させ、新たな課題解決へ向けたスキルアップを目指す意欲を強めてくれました。 基礎的な知識だけでなく新しく見いだされたフィッティング方法を試みること、聴覚リハビリテーションや新しく開発された補聴器の新技術を導入すること、さらには法律や行政サービスの改訂を確認し、最新の情報を提供できるよう常にアンテナを張り巡らすことなど、お客様に補聴器を長く快適に使い続けていただくために何ができるかを常に考えることが大切だと感じています。自分一人ではなく共に働く仲間と意識を共有し、どのスタッフでもお客様に愛のある対応ができる環境づくりが重要です。担当者が不在でも、お客様が安心して相談できる体制こそ、信頼の礎を築くことができるのだと思います。 お客様の聞こえ改善のためにどうすれば最善かを悩むことは学びへつながり、努力は必ず誰かの生活を支える力になります。補聴器業界は技術の進歩や医療の発展に伴ってますます重要性が高まり、認定補聴器技能者が果たせる役割も大きいものとなってきています。資格取得を目指す皆さんには、知識や技術の習得にとどまらず、「聞こえを守る使命」を胸に、お客様一人ひとりに寄り添い、聞こえの改善だけでなく、生活の質そのものを高めるお手伝いを一緒にしていただければ幸いです。
おわりにいかがでしたでしょうか。横溝さんのインタビューにもありましたように、認定補聴器技能者の資格取得後も自身のスキルアップしていくことが大切です。 技能者協会では認定補聴器技能者になった後も継続して学べるよう、HHP研修会をオンラインでも開催しております。